長期修繕計画がないマンションどうすればよいのか?
長期修繕計画がないマンションは、どうすればよいのでしょうか。長期修繕計画を作成することが重要と分かっていても、簡単には作れない。長期修繕計画がない場合は、「長期修繕計画エコノミープラン」を活用するのもよい手なのではないでしょうか。長期修繕計画があっても、信憑性や信頼性が心配と言う場合も活用可能です。
■ 目次 ■
長期修繕計画とは
マンションにおける「長期修繕計画」とは、
分譲マンションの性能を維持し老朽化を防止するために、管理組合が作成する分譲マンションの長期的な修繕計画のことである。
長期修繕計画は、一般的に10年から30年程度の期間を対象として、マンションの各箇所に関する鉄部等塗装工事・外壁塗装工事・屋上防水工事・給水管工事・排水管工事などの各種の大規模修繕をどの時期に、どの程度の費用で実施するかを予定するものである。
引用:不動産情報サイト アットホーム
と記されています。分譲マンションは、建てたら終わりなのではなく、むしろ建設後の適切なメンテナンスを行ったのかどうかで、快適に使用できる期間が決まります。
「老朽化マンションの行く末は建て替えなの?そのためには?」や「滋賀県野洲市の廃墟マンションの場所は?なぜ解体しない?」で綴ったように、マンションの老朽化問題が表面化しており、そのための「長期修繕計画」が求められています。
「長期修繕計画」がないと、その場しのぎの対応にならざるを得ないため、修繕費用がいくらかかるのか検討もつかない不安な状況となります。是非、「長期修繕計画」を作成することをおすすめします。
また、一度「長期修繕計画」を作成したら安心というわけではなく、マンションの状態や時代の流れとともに変化していきますから、「長期修繕計画」も定期的に見直す必要があります。
「長期修繕計画」の信憑性や信頼性に不安を覚えることもあるでしょう。特に、古くから建てられたマンションや自主管理を採用しているマンションの場合は、「長期修繕計画」がない場合が多いと聞いています。
長期修繕計画を見直そう
「長期修繕計画」の見直しについて綴ります。
管理会社による見直しを
「長期修繕計画」を見直していない場合や新築でまだ作成されていない場合も、「長期修繕計画」も見直しを管理会社に求めてください。でないと修繕積立金の妥当性が判断できません。
長期修繕計画作成エコノミープラン
マンション管理組合のミカタの「さくら事務所」では、「長期修繕計画作成エコノミープラン」がスタートしています。マンション管理センターの長期修繕計画作成・修繕積立金算出サービスを活用して、安価でスピーディに作成するサービスとなっています。
とは言っても、サービス料金が35万円からとなっています。この35万円を高いとみるか安いと見るかは、管理組合の判断によると思いますが、第三者機関が「長期修繕計画」を見直してくれるというのであれば、決して高い金額ではないと感じています。
なぜならば、「長期修繕計画」がなければ、将来の修繕しなければならない箇所が分からず、計画的に修繕を行うことで、マンションが長持ちするのです。
おわりに
「長期修繕計画がないマンション」は危険です。早急に「長期修繕計画」を策定するべきです。「長期修繕計画」があるマンションであっても、定期的に見直さないといけません。
快適なマンション生活ができるのかどうかは、現実的な「長期修繕計画」に沿って、修繕が計画的に行われているのかによります。まずは現状を把握することから始めるとよいのではないでしょうか。
長期修繕計画がないマンションどうすればよいのか?
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